2020年05月23日

Black Sheep〜故ダイアナ妃

black sheep。

「黒い羊」。


新約聖書のルカ福音書に出てくる、放とう息子の話で使われる表現とのこと。
「放とう息子」って今、耳にしませんが(笑)。


辞書には、「一家の厄介者」、「アウトサイダー」という訳が載っています。


“There is a black sheep in every flock.”という諺は、「どこの家や組織にも、はみだし者はいる」という意味で、良く使われるそう。


*ちなみに英語の”outsider”は単なる部外者という意味で、日本語の「はみだし者」に対する英語は”outcast”が近いはず



私が初めて「黒い羊」という単語を知ったのは、故ダイアナ妃がきっかけです。


彼女が着用していた赤いセーターの模様には、たくさんの白い羊の中に、たった一匹だけ黒い羊がいたのです。そして彼女はそれを「幸運をもたらす羊」と発言していたと記憶しています。つまり、白い羊の団体に一匹だけ黒い羊がいることで、偏見や差別がなくなる、とのことでした。


しかし、そのダイアナ妃自身、イギリス皇室の中で black sheep 的存在になったのは、何とも皮肉ですね。


セーターの写真はグーグルで確認できます
posted by サンダルウッド at 16:51 | 気になる言葉(英語・日本語)